増毛スプレーやパウダーは、手軽に薄毛をカバーできる便利なアイテムですが、使い方を誤ると不自然に見えてしまい、かえって周りの目が気になってしまうことも。せっかく使うなら、できるだけ自然に、バレないように仕上げたいですよね。ここでは、増毛スプレー・パウダーを自然に見せるための使い方テクニックをご紹介します。まず最も重要なのが、「色選び」です。自分の髪色と全く違う色を選んでしまうと、明らかに不自然になります。地毛の色をよく確認し、できるだけ近い色、あるいは少し暗めの色を選ぶのが基本です。複数の色を混ぜて使うことで、より自然な色合いを再現できる製品もあります。次に、「使用量」です。薄毛部分を完全に隠そうとして、一度に大量にスプレーしたり、振りかけたりするのはNGです。厚塗り感が出てしまい、いかにも「何か使っている」という印象を与えてしまいます。最初は少量から試し、鏡で確認しながら少しずつ足していくのがコツです。「少し物足りないかな?」くらいで止めておくのが、自然に見せるポイントです。「距離と角度」も意識しましょう。スプレータイプの場合、頭皮から10cmから20cm程度離して、円を描くように、あるいは気になる部分に少しずつ吹き付けます。一箇所に集中してスプレーしないように注意が必要です。パウダータイプの場合も、頭皮に直接振りかけるのではなく、少し離れた位置から、髪全体にふんわりと乗せるようなイメージで使うと自然になじみます。「スタイリングとの順番」も大切です。基本的には、髪を乾かし、ある程度のスタイリングを終えた後に、仕上げとして増毛スプレー・パウダーを使用します。使用後に軽く手で押さえてなじませたり、目の粗いコームで優しく整えたりすると、より自然な仕上がりになります。最後に、仕上げとして「ヘアスプレー(セット用)」を軽く全体にかけるのも有効です。これにより、付着した繊維や粉末が固定され、風や軽い接触による脱落を防ぎ、持ちが良くなります。ただし、つけすぎると髪が固まって不自然になるので注意が必要です。これらのテクニックを参考に、練習を重ねて自分なりのコツを掴めば、増毛スプレー・パウダーをより自然に使いこなし、自信を持って外出できるようになるはずです。
- 白髪が増えたらはげるは迷信?
- 治療継続のストレス精神的な負担