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AGAサプリはいつやめるべき?治療の出口戦略と維持期
AGA治療やそのサポートとしてサプリメントを飲み始めると、一つの疑問が生まれます。「これは、いつまで続ければいいのだろうか?」と。医薬品であるフィナステリドやミノキシジルは、服用を中止すると効果が失われ、薄毛が再び進行することが知られています。では、補助的な役割であるサプリメントについては、どのように考えればよいのでしょうか。AGAサプリの「やめどき」、つまり出口戦略について解説します。まず、大前提として、AGAサプリは医薬品による本格的な治療とセットで考えている場合が多いでしょう。その場合、サプリメントの役割は、治療効果を最大限に引き出すための「土台作り」です。したがって、治療の初期段階、つまり、抜け毛を食い止め、発毛を促す「集中治療期」(一般的に治療開始から1年〜2年)においては、サプリメントの併用を継続することが強く推奨されます。この時期は、毛根が最も栄養を必要としている時期であり、サプリメントによる栄養サポートが、治療効果をブーストしてくれる可能性が高いからです。その後、治療が功を奏し、髪の状態が改善し、満足のいくレベルに達した後は、「維持期」へと移行します。この段階で、サプリメントの継続について見直しを検討することになります。ここでの判断基準は、「日々の食生活で、髪に必要な栄養素を十分に摂取できているか」という点です。もし、バランスの取れた食事が習慣化しており、タンパク質やビタミン、ミネラルを十分に摂れている自信があるのなら、サプリメントの摂取をやめても、大きな影響はないかもしれません。しかし、外食が多かったり、食生活が不規則だったりして、栄養バランスに不安が残る場合は、お守りのような意味合いで、サプリメントの摂取を継続するのが賢明です。特に、亜鉛のように日々の食事で不足しがちな栄養素に特化したサプリメントを続けるのも良いでしょう。AGA治療そのものをやめるという選択は、薄毛の再発を意味しますが、サプリメントについては、あなたの食生活やライフスタイルに合わせて、柔軟に調整していくことが可能です。治療がある程度成功した段階で、一度医師に相談し、今後の栄養戦略についてアドバイスをもらうのが、最も確実な方法と言えるでしょう。